衣裳に関すること、私自身に関することなどを様々に綴ったブログページをはじめました。
よろしければぜひ目を通してくださいね☆
まずはじめにー
どうしてバレエ衣裳のシゴトをすることになったのか?
についていちおう。。。
当初は短大の英文科を卒業後、ずっと以前から決めていたイギリス留学でとりあえず秘書の資格なんかを取得しようと思っていたのです。
なのですがー
ずっとファッションが大好きだった私はロンドンの美術大学のファッション科で学びたいっ!
と思ってしまい、無謀にも現地受験を目指して勉強をイチどころかまさにゼロからはじめるコトに。
けれども、ヨーロッパのファッションの中心地はあくまでイタリア、フランスであって、イギリスにも独特の優れたデザイン文化はあったものの、勉強するならロンドンよりもやっぱりミラノ、パリ。。。そんなとき、バレエを習っていた子供の時以来じつに久しぶりにバレエを観にいったのですね、
ロンドンのコヴェントガーデン、ロイヤルオペラハウスに!
そして幕が上がったとき、その舞台芸術の素晴らしさに私は一瞬にして心を奪われてしまったのです☆
そのあまりにも徹底した絵画的ヴィジョンの壮麗さにー
その公演はマチネ、演目はとってもブリティッシュなロミオとジュリエット ( Romeo & Juliet )
キャストはマチネキャスティングだったけれど、はじめて目の当たりにしたその総合舞台芸術は圧倒的で、カーテンコールが終わるころには、イギリスで勉強するならファッションではなくってコスチューム!と確信していたのです。
いずれにせよそのころにはもう気づいていたのですーロンドン特有のファッションのベースは、歴史的、演劇的なコスチュームに強く傾倒していることに。。。
当時のロイヤルオペラハウス