バレエ衣裳やヘッドドレスなどにお花が必要なときは、出来る限りデザインに合わせて生地カットや染めから製作しています。
シルク、コットン、ポプリン、サテン、オーガンジー、ジョーゼット、シャー、シール(起毛素材)、ビロード、等々。。。さまざまな種類のアートフラワー専用の生地を、作るお花の雰囲気に応じて使用します。
それぞれのお花の花弁の形に1枚1枚カットして、それらを都度色合わせして調合した染料で1枚ずつ手染めして各種パーツを用意していきます。
さらに職人さんの手作業でそれぞれの花びらに形をつけるために「電気ごて」でこてあてをして、葉脈をつけたり花弁に動きをつけたり。。。
それらを組み合わせてお花になるように、ワイヤーと花芯のまわりにそれぞれの形の花びらを1枚ずつ接着して形作っていきます。
手間のかかる作業ですが、既製品とは色味や質感が異なった丁寧な手作りで製作するフラワーパーツが、衣装やデザインのイメージに合わせたお花のヘッドドレスやデコレーションの見栄えをグンとアップするのです☆