クリスマスシーズンにバレエ「くるみ割り人形」の舞台を観に子どもたちを連れて出かけるのは、欧米ではほとんど年中行事のようになっていますよね。
第1幕では子どもたちの役もたくさん登場しますね☆
安藤氏によるクララの友人たちの衣装は、大抵の舞台で見られるようなただフワフワと可愛いドレスとは違っていて、19世紀初頭のエドワード朝時代あたりの雰囲気が反映されたオーセンティックなデザインです。
第1幕の舞台デザインの時代背景がしっかりと設定されていて、衣装もその背景に合ったデザインになっています。
正しい色のデザイン画像をアップできず申し訳ないのですが、生地色をしっかり安藤氏に確認して進めました。
舞台上でこれらの衣装を着たダンサーさんたちが揃って踊っているシーンは圧巻で、ダンサーさんたちの優れた踊りのおかげも大いにあり、衣装の質感や重厚さが舞台上で想像以上の効果を発揮します!
美しい舞台背景デザインに溶け込み、その場面の雰囲気を最大限に引き立てる、安藤氏のデザインはそんな計算がされています。
舞台美術と衣装をひとりのデザイナーが手がけることの意味がそこにあります。
ぜひ皆さんに実際の舞台をご覧になって実感して頂きたいです!!