Met のバックステージ


Metropolitan Opera House のバックステージを見にいったときの印象を^^

メトでオペラやABTのバレエ公演を観たコトはあるのですが、その舞台裏を見るのははじめてだったので、久しぶりに大きなオペラハウスのバックステージを訪れるチャンスに期待は膨らむばかり♪
クラシックなヨーロピアンスタイルの Royal Opera House や Paris Opera Garnier や Maryinsky Theatre とはどれほど構造が違うのか?
システムはどのように異なっているのか?
そしてどの程度見せてもらえるのか!?
(写真撮影はNGでしたので、お見せできるバックステージの画像がなく残念デス★)

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Foyer のゲート

もちろんいちばん興味があったのはワードローブ^^
ものスゴい広さのワークショップにひしめくたくさんの縫製スタッフさんたち!
廊下のシュテンダーに所狭しとびっしり掛けられたオペラ衣装と、山積みになった小物や材料などのケース!!
メトのオペラの衣装はすべてこの内部で作られているそうで外注出しをすることはないとのことですから、その衣装の量たるやホントウに膨大です。
そのワードローブ内がさらにどのように各専門のデパートメントに分かれているのかなどはわかりませんでしたが、広大なワンフロアにすべての衣装関連ワークショップが収められているということでした。
ワタシがロイヤルオペラハウスの新作の女性衣装のみを製作するプロダクションワードローブで働いていたときは、コールドやコーラスなどの数ものなどは外注縫製出しのシステムもあり、ワークショップもそう大きくはありませんでしたし縫製スタッフも10人もいませんでしたので、その規模の違いに「!!」
(改装後の今現在のシステムはどうなっているのかわかりませんが)
もちろんみなさんとってもお忙しそうで、中まで入り込んでゆっくり眺めたりもっといろいろとお話を伺ったりということはとてもできませんでしたので、まだまだ気になるコトは山ほどありつつも渋々その場をあとにせざるをえず悶々^^;

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劇場全体の構造やリハ室などのカンジもまた異なっていて興味深く、目紛しくキョロキョロしながら気になるコトを尋ねまくり。。。
オペラのセットや大道具のワークショップもとても興味深く、限られた時間はあっという間に過ぎ去ってしまったのでシタ★
ハウス内で働く人たちはとてもフレンドリーでカンジが良く、ちょっとの間だけでもここで働く機会があればなあ~などと思ってしまったり^^;

ABTやNYCBのワードローブもぜひ覗いてみたいものデス!
あとはミラノの La Scala と モスクワの Bolshoi Theatre を見ることができたら☆☆☆
世界中の素晴らしい劇場で働いて新たな経験を積む機会を得たいなあ。。。と思うのでシタ^^;
経験にもうこれで充分ということはないですし、学べるコトに限りはないですよねっ!!

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Basement foyer

familiarなオペラ歌手の顔はあるかしら。。。と

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あっ!あっちにもこっちにも大好きなロシア人シンガー見っけ♪
お気に入りを見つけるのは早いのデス^^

ー 余談ですが、客席のシートバックについているデジタル字幕のオペラ対訳、現在は英語のほかに、フランス語、ドイツ語、スペイン語が表示可能なのですが、加えて日本語の見通しもあるとのコト!
いつ実現するのかはまるで未定らしいですが。。。^^;


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