1990年渡英。 ロンドンにてブレイクカレッジアート&デザインコース及び、キングストン大学アート&デザインコース修学中、現地でのバレエやオペラ等の鑑賞により舞台芸術に魅了され、夜毎舞台鑑賞に足を運ぶ。 1993年、ウィンブルドン美術大学舞台芸術コース衣装専攻科に入学、学士号取得までの3年間修学。在学中はバレエ衣装に関して英国内で第一人者である Jane Cowood 氏に師事すると同時に、同コース卒業の先輩であり当時英国ナショナルバレエのコスチューム・スーパーバイザーであった故 David Soar 氏に、同バレエ団のチュチュ製作ノウハウを教授して頂く。 在学休暇中には、ロイヤルオペラハウスのプロダクション・ワードローブ(新作バレエ・オペラの女性用衣装を実際に製作する部署)にて研修、卒業後はロイヤルオペラハウス改装による一時閉鎖に入るまでの1年間、同劇場上記部署にて衣装製作に携わる。 また、ヨーロピアンバレエカンパニーやヴィエナフェスティバルバレエなど、英国内外の舞台衣装を製作。 帰国後は、バレエ衣装を含む国内の舞台衣装関係の仕事をしてきたが、イギリスでの経験を生かし主により愛されるバレエ衣装を製作したいという思いから、フルオーダーメイド衣装アトリエ Angelic Charm を始める。