サンクトペテルブルグ滞在中には、Theatre Museum でちょうど マイヤ プリセツカヤ ( Maya Plisetsukaya ) さんの衣裳や写真の特別展示もやっていました♪
4/4のブログでも触れたように、ファッションデザイナーの ピエール カルダン ( Pierre Cardin ) 氏も数多くのバレエ衣装をプリセツカヤさんにデザインしていて、それらの衣裳を実際に間近で見るコトができました☆
以前パリオペラ座ガルニエに行ったときにカルダン氏によるプリセツカヤさんの写真本も見つけ(もちろん即購入!)、カルダン氏はただ彼女の衣装を色々とデザインしたというのではなく、氏にとってプリセツカヤさんは衣装デザインのインスピレーションともなるようなミューズ的な存在だったのだと思います。
バレエ「アンナ カレーニナ」 ( Anna Karenina ) などの衣裳
そしてプリセツカヤさんといえば、瀕死の白鳥やボレロや黒鳥などなど印象的な素晴らしい舞台は数々あるのですが、ワタシのなかではあの「カルメン組曲」 ( Carmen Suite ) がとっても彼女のイメージなのデス!
↓ニコライ ファジェーチェフ ( Nikolai Fadeyechev ) さんとのスタイリッシュなバレエフィルム
http://www.youtube.com/watch?v=fQ2diL6Sjcs&feature=related
↓アレクサンダー ゴドノフ ( Alexander Godunov ) さんとの魅惑的なパートナーシップによるステージ
http://www.youtube.com/watch?v=UtFPi-bR2Oo&feature=related
キューバの振付家 アルベルト アロンソ ( Alberto Alonso ) 氏と、プリセツカヤさんのご主人である作曲家 ロディオン シチェドリン ( Rodion Shchedrin ) 氏による編曲の、スタイリッシュで鮮やかなまさに彼女のためのバレエ作品デス☆
↑ プリセツカヤさんのカルメンの衣裳
プリセツカヤさんとバッタリ☆
余談ですがー
ロンドンで毎年夏にロイヤルアルバートホール ( The Royal Albert Hall ) で行われる プロムコンサートシーズン ( The Proms ) の、シチェドリン氏作曲のオーケストラコンチェルトがプレミアで演奏される日のコンサートに行ったとき、休憩時間にトイレの列に並んでいると、なんとワタシのすぐ後ろにあのプリセツカヤさんが並んでいるではありませんか!!!
しかもワタシ以外は誰も彼女に気づいていない様子っ! 明らかにあのマヤ プリセツカヤさんなのはハッキリとわかるのにっ!!
あまりの驚きにドキドキしながらも話しかけてみると、「夫の新曲が演奏されるので。。。」云々と説明され ( もちろん存じ上げているのですが ) 、でもとっても緊急事態なご様子だったので(笑)お先にどうぞとお譲りすると、笑顔で入って行かれまシタ^^;
なぜ楽屋のほうにあるトイレにいらっしゃらずに、一般客のトイレの長い列に一緒に並んでいらしたのか。。。??
なんだかチャーミングな方でした♪
冷静に考えてみたらあのように世界的に著名なバレリーナとあんな風に会話するコトなど、本当に恐れ多いカンジなのですが。。。
でも、イギリスではそのようなコトは結構ありまシタ☆