Hit ☆


ゴシップ記事タイトルに落語家の柳家花緑さんの名前を見つけ、フッと小林十一さんのコトを思い出し検索してみると、ご本人のブログサイトがー
これがもうHit ☆☆☆

ロンドンの旧Sadler’s Wells Theatre(サドラーズウェルズ劇場)にBéjart Ballet Lausanne(ベジャール・バレエ・ローザンヌ)の公演を何度か観に行ったコトがあって、その時にはじめて小林十一さんの存在を知りました。

15年ほど前に、Béjart氏がSylvie Guillem(シルヴィ ギエム)さんに振り付けた『Sissi – Anarchist Empress』という作品が観たくて足を運んだ公演で、『Mr C…』で The Cat を『The Miraculous Mandarin』で The Mandarin を踊っていたのを観たのがはじめてでした。

その2年ほど後に、Béjart氏の代表作のひとつともいえる『Firebird』などのStravinskyミュージック作品をはじめとする数作品を観に行ったときには、たしか
『Journal – 1st Chapter』という作品で「と、東京からきました!」というセリフを叫んでいた記憶がありマス。
(その時のプログラムを見ると『Firebird』の民衆軍キャストのなかに首藤康之さんの名前も!当時舞台を観ていて気づかなかったのですが ^^;)

juichi-kobayashi

↑当時のプログラムに載っている写真(像の鼻に軽々と!巻かれる小林十一さん、その左下にChristine Blancさん)

現カンパニー芸術監督であるGil Romanさんが踊った名作『Adagietto』は心に迫る感動だったけれど、小林十一さんは優れたベジャールカンパニーダンサーの中でも小柄ながらもひときわシャープで美しく洗練された踊りで、そのくるくると動き宙に舞う姿に目は釘付け!
となりに座っていたイタリア人の観客などは、バレエとは言えシアトリカルな要素の強いこのカンパニーの公演において「Here, he is the dancer ! 」(彼こそがダンサーだ!)と言っていました。

Christine Blanc(クリスティーヌ ブラン)さんと一緒に踊ると、まるでフラジャイルで美しい陶器のお人形が精巧な動きで踊っているかのようで、日本人の男性ダンサーにもこんなに清廉な雰囲気の人がいたのかと思ったほどでした。
(いまおふたりは結婚して子供までいるんですねーっ!)

↑ まさに舞台で観たChristine BlancさんとKoen Onziaさんの 『Three Pieces for Violin』の当時の映像を見つけてしまった!! Stravinskyの曲と共にその刹那的美しさがよみがえる〜〜

公演後のベジャールカンパニーメンバーの劇場ロビーでのレセプションに現れたソリストダンサーさんたちのなかに小林十一さんの姿はなく、他のダンサーさんと話していて「彼はすぐに帰ってしまうし、あまりこういう場には出てこない」といったようなことも聞いていたので、このブログを見てびっくり!!
イメージがあまりにも違いすぎる~~
舞台ではあんなに品良くシリアスで耽美的なイメージだったのに、こんなに軽快で面白いヒトだったなんて。。。!!! (いや、キホン耽美~でナルシスなのだと思うケド)イイっ☆☆☆
やっぱり人間国宝の落語家一家の血統をしっかり受け継いでいるというコトなのでしょうかー

http://www.youtube.com/watch?v=srUFVLxy09Y

↑コレもなかなか貴重なカンジだから見てみてー(一緒にうつってる人たちが☆)

ブログには街中やあらゆる日常のシーンで人目を憚らずにジャンプをしている写真がいっぱい載っていて、こういうのってつくづくイイなあ~と。
小さい頃から「小柄で身軽」に憧れていて、こんなふうにカラダが軽~く自由に動いて気分のままに飛んだり跳ねたりできるのってどんなに爽快なんだろ~~と思うと、思わずジブンも高揚してムショ~に動き回りたくなってしまう!
それがワタシがバレエやダンスを観るのが好きな理由かもしれないデス☆

もうバレエダンサーとしては退かれて指導や舞台の道を歩まれているようで、再び舞台で踊りを観る機会がないのは残念ですが、今度はその面白いキャラクターが存分に発揮された舞台を観るチャンスがあるとイイなあ~と思いマス。

とりあえずヒマをみてもっとちゃんとブログを楽しませてもらお~っと♪
このブログの面白さは、ワタシ的にとっても。。。☆☆☆


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