ロシアはサンクトペテルブルグでいちばん訪れたかったところは、言うまでもなくマリインスキー劇場 ( Mariinsky Theatre ) デス☆
マリインスキーバレエとマリインスキーオペラの聖地です!
ブルーとゴールドを基調としたその劇場内は、荘厳さと上品さをたたえた特別な空間です。
客席の椅子もひとつひとつ美しいカタチのものが並べられ、ややステージが見えにくいという問題はありながらも、その雰囲気にキブンは上がりマス♪
毎晩のバレエ、オペラ観劇でその素晴らしさを堪能したばかりではなく、舞台裏も案内して頂きました。
あまりに感動的だったので、2度目のサンクトペテルブルグ訪問でもしっかり個人的にバックステージツアーを組んで頂きまシタ!
開演前のステージにはセットが用意され、衣裳や大道具、小道具なども舞台裏に所狭しと積まれています。
そのどれもが興味深く、案内して下さったマリインスキー劇場の方が写真撮影OKとのコトでしたので衣裳の写真も撮っていたのですが、劇場衣裳部のスタッフに憮然とした態度でNO!と言われてしまったのでスケッチやメモをとっていたら、それも「 It’s our secret ! 」と言われて遮られてしまいまシタ ^^;
キーロフバレエ ( マリインスキーバレエ ) のロンドン公演バックステージで、ロンドンスタッフの許可によりマリインスキーバレエの衣裳をじっくりと見て写真におさめるコトができたのはホントウにラッキーだったのだなあ。。。とつくづく思ったのでした。
劇場のロイヤルボックスからのステージの眺めもステキな気分でしたし、ステージからの客席の眺めもまたロイヤルオペラハウスとは異なったカンジでぼ~っとなりました。
劇場の大きさもずっと大きいカンジがしましたし、ロイヤルオペラハウスの赤とゴールド基調の内にまとまったような雰囲気とはまた違っていて、こんなふうに世界中のあらゆる劇場を客席からもステージからも見るコトができたら楽しいなあ~と思うのデス。
日本でも歌舞伎座の舞台裏を見せて頂いたときは感激しまシタ!!
日本にも昔から舞台が回転する装置があったというコトは素晴らしいですよねっ!
アートなキャンティーン
マリンスキー劇場をほぼ隈無く案内して頂いたのですが、ワタシがいちばん気に入ったのはスタッフ用のキャンティーンです☆
ちょうど休憩中のダンサーさんたちが食事をとったりお茶を飲んだりしていたのですが、その壁は赤系のベースに劇場のスタッフによってびっちりとヴィヴィッドな絵がペイントされていて、とってもエナジェティックでアーティスティックな空間です!
劇場の誰もがその雰囲気を愛し、そこで和んでいるのだということです。
劇場のなかでも一種独特でむしろアヴァンギャルドなその場所が、実は劇場のエネルギーを生み出しているスポットのようなカンジもして、できればそこにしばらくいて出入りする劇場の人たちを眺めていたいなあ~と思ったほどでした ^^
残念ながらそのキャンティーンを撮った写真は、まるで呪いがかかったように(笑)自ら無意識で現像前のネガを白日の下に晒して失ってしまったためお見せできる画像が何ひとつないのですが、もしマリインスキー劇場のバックステージを見る機会のある方がいらっしゃいましたら、ぜひお見逃しのないようオススメします☆